大津市の野神(のがみ)神社・琴が浜の野神祭りの概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「九月十八日・十月八日」で、概要は「当社の祭神は新田義貞の寵愛をうけた勾当内侍で、その入水の日の命日が旧暦九月九日であったことから現在は新暦の十月八日を中心にするようになった。九月十八日は勾当内侍の塚に琴が浜の泥を塗る。十月には神事があり、その後当屋から次の当屋に引き継がれる「お渡り」の儀式がある。(後略)」とあります。
View Article大津市の佐久奈度(さくなど)神社のみたらし祭りの概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月三十一日」で、概要は「佐久奈度神社は天智天皇の勅願によって、中臣朝臣金連がこの地に祓を創し社殿を設け、祓戸大神を奉祀した神社であり、七瀬の祓所の一つとして著名である。みたらし祭りはその由緒上最も重要な祭りで、現在全国の神社で六月三十日に行われる夏越しの大祓の神事を旧暦にあわせ執り行うもので、茅の輪くぐり・人形の祓等が行われる。」とあります。
View Article大津市の地主(じしゅ)神社の葛川(かつらかわ)祭りの概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月十八日午後八時」で、概要は「地主神社は平安時代前期に明王院の鎮守・守護神として創建され、当祭りは神仏習合の形態を現在に残している。日が暮れると氏子の各地区から集まった高張提灯の列が、伊勢音頭と共に参道を進み境内に献灯される。次いで氏子の若衆が参拝の後、天台宗山門派などの行者と一体となって、明王院において太鼓まわしを行う。提灯のうす暗いなかで行者が太鼓に乗り、...
View Article大津市の小椋(おぐら)神社の仰木(おうぎ)祭りの概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月三日」で、概要は「五社大権現とも呼ばれ、本社の他に大宮・若宮・新宮・今宮の四社が摂社としてあり、その各社に神輿がある。神輿は大宮・若宮・新宮・今宮・本社の順で渡御し、壮観である。御供所に渡るとそこでは「芝座敷」が行われ、仰木四地区の氏子間で年番総代の引き継ぎがなされる。さらに「千野座敷」、「馬駆け」と神事が進行し、午後七時頃には神輿は松明に導かれながら還御す...
View Article大津市の佐久奈度(さくなど)神社の例大祭の概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「四月十六日午前十時」で、概要は「万治元年(一六五八)の記録によると、三月三日に神幸祭、三月中午の日に本社に還御とあり、祭りには獅子座、王之座、次の座の三座が奉仕したとある。現在では神幸祭は四月三日、例大祭・還御の神事は四月十六日に執り行われる。前記の三座は現在残っていないが、氏子中の子供の奉仕により神輿二基が渡御する。」とあります。
View Article大津市の建部(たけべ)大社末社の弓取り神社・箭取神社の護国祭の概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月四日午前十一時」で、概要は「弓の神事ともいう。約三百八十余年前の慶長以来、この射的の特殊神事に奉仕した人の名簿が残されている。沿革は、祭神日本武尊に随従して弓をもって功をたてた弟彦公以下四柱の前にて、末裔氏子が弓を射て祖神を慰め鎮護国家を祈ったことに始まる。弓取・箭取両社の前に忌竹を立て的をつるし、弓座の人達によって弓が射られる。」とあります。
View Article大津市の神田(かんだ)神社のさんやれ祭の概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十七日午後七時から九時まで」で、沿革は「約二百年前、旧地にあった当社を現在地に遷座した時、氏子中の男子が松明を持ち、鉦・太鼓をたたいて行列に供奉したことに始まるという。約百六十本余りの松明が境内に集合し、「さんやれ、さんやれ」のかけ声と共に神社に参拝。祝詞の後に全員に神酒が配られ、八時四十分頃には帰路につく。」とあります。
View Article大津市の長等(ながら)神社の綱打ち神事の概要を知りたい。
『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十四日午後一時から夕方まで」で、概要は「長等神社所蔵の「古式綱打神事之画」の箱蓋裏書に「延長六年(九二八)正月十二日、志賀の土人、社前に巨蛇の形を造り、神事を行ふ」とある。この神事は小正月を迎えるにあたり、藁蛇を造り、これに託して氏子の町々から邪悪の霊を除き、一年の生活の平安と豊饒を祈るものである。三十束を用い、頭を神前に向けて祭りを執り行う。」とあります。
View Article彦根市の龍潭寺(りょうたんじ)のだるま祭りの概要を知りたい。
『滋賀の百祭 [正]』によりますと、祭礼日は「4月1・2日」で、概要は「龍潭(りょうたん)寺のだるま祭は、達磨(だるま)大師(禅宗の開祖で、三十種ほどの徳相があると伝えられている)の徳を讃え、大衆もこれにあやかり、さらに慈悲と救済を得るよう祈願する。張り子の起き上がり小法師三千から五千体を並べ、入魂式を行う。また、浄火式では古いだるまを焼く。(後略)」とあります。
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