『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十四日午後一時から夕方まで」で、概要は「長等神社所蔵の「古式綱打神事之画」の箱蓋裏書に「延長六年(九二八)正月十二日、志賀の土人、社前に巨蛇の形を造り、神事を行ふ」とある。この神事は小正月を迎えるにあたり、藁蛇を造り、これに託して氏子の町々から邪悪の霊を除き、一年の生活の平安と豊饒を祈るものである。三十束を用い、頭を神前に向けて祭りを執り行う。」とあります。
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