『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月十八日午後八時」で、概要は「地主神社は平安時代前期に明王院の鎮守・守護神として創建され、当祭りは神仏習合の形態を現在に残している。日が暮れると氏子の各地区から集まった高張提灯の列が、伊勢音頭と共に参道を進み境内に献灯される。次いで氏子の若衆が参拝の後、天台宗山門派などの行者と一体となって、明王院において太鼓まわしを行う。提灯のうす暗いなかで行者が太鼓に乗り、前方に勢いよく飛び跳ねるという壮観なものである。」とあります。
↧