中野照子の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方むは「なかの・てるこ」で、略歴は「1927・12・16~。歌人。滋賀郡堅田町(現大津市堅田)生まれ。堅田小学校から、父の転勤にしたがって敦賀に移る。1940年福井県立敦賀高等女学校に入学、万葉集の講義に接し、短歌に興味を持つ。44年同校を卒業し、東洋紡績敦賀工場に動員される。(中略)敗戦後、父が郷里に帰ったあと2年遅れで帰郷。母方の親戚である伊勢の神官の家に預...
View Article中島黒洲の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「なかじま・くろす」で、略歴は「1877・4・3~1975・11・3。俳人。大津市大工町に生まれる。本名亀太郎。別号駒柳、杓子庵。高等小学校卒業後、油商の店員等を経て独立。杓子商、絹綿張物業、呉服悉皆業等を経営した。1895年ごろより句作を始め、白雨会に拠った。中川四明、大谷句仏に師事し、「懸葵」同人となる。短歌も作り、1970年の宮中御歌会の御題「花」に応...
View Article田井中弘の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「たいなか・ひろむ」で、略歴は「1925・3・20~2003・7・3。詩人、林業家。甲賀郡雲井村(現甲賀市信楽町)黄瀬(きのせ)生まれ。曾祖父は石門心学者の伊兵衛。1939年雲井尋高等小学校高等科卒業。41年12月県立栗太農学校卒業、この頃から文学書を耽読。42年から「文藝首都」に投稿を始める。43年浄土宗青年光明会に入会。同年投稿した詩「土」が新潟の浅井十...
View Article中井余花朗の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「なかい・よかろう」で、略歴は「1906・12・31~1987・5・5。俳人。滋賀郡堅田町(現大津市本堅田)の酒造家の長男に生まれる。大津市本堅田居住。本名幹太郎(みきたろう)。1918年滋賀郡堅田町堅田尋常高等小学校尋常科修了。県立八幡商業学校(現八幡商業高等学校)卒業。父早世のため、25年湖西で代々有名な家業を継ぐ。浪の音酒造株式会社代表者。35年ごろよ...
View Article塚本邦雄の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「つかもと・くにお」で、略歴は「1922・8・7~2005・6・9。歌人、小説家。神崎郡五個荘村字川並(現東近江市五個荘川並町)に父欽三郎、母寿賀の次男として生まれる。(中略)1929年4月村立南五個荘小学校に入学し、35年4月滋賀県立神崎商業学校に入学、38年同校を卒業。(中略)45年10月大阪の総合商社又一株式会社に就職。48年5月竹島慶子と結婚し、(中...
View Article北村想の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『作家・小説家人名事典』によりますと、読み方は「きたむら・そう」で、略歴は「劇作家 劇団プロジェクト・ナビ主宰 生昭和27年7月5日 出滋賀県大津市 本名=北村清司(きたむら・きよし) 学石山高(昭和45年)卒...
View Article北川冬彦の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『詩歌人名事典』によりますと、読み方は「きたがわ・ふゆひこ」で、略歴は「詩人 映画評論家 翻訳家 「時間」主宰 専現代詩 生明治33年6月3日 没平成2年4月12日 出滋賀県大津市 本名=田畔忠彦(たぐろ・ただひこ)...
View Article山県悌三郎の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やまがた・ていさぶろう」で、略歴は「1858(安政5)・12・17~1940・1・18。社会教育家、出版人。甲賀郡水口村(現甲賀市水口町)生まれ。水口藩藩士山県順の三男。末弟は五十雄。1872年上京、1879年東京師範学校卒業。教師生活を経て、1884年文部省に入り、博物学教育とその教授法を研究した。1886年文部省を辞職した後は、多くの教科書や科学啓蒙書...
View Article山県五十雄の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やまがた・いそお」で、略歴は「1869・3・16~1959・3・15。ジャーナリスト。甲賀郡水口村(現甲賀市水口町)生まれ。雅号螽湖。水口藩藩士山県順の五男。第一高等中学校を経て、東京帝国大学文科大学英文学科に学ぶが、退学。兄悌三郎が発行する雑誌「少年園」「少年文庫」(後に「文庫」と改題)の編集に携わり、1895年創刊の「青年文」では、友人田岡嶺雲とともに...
View Article山岡暁風の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やまおか・ぎょうふう」で、略歴は「1909・2・16~1992・11・6。俳人。高月町西阿閉(にしあつじ)生まれ。本名三郎。少年期に父から俳句の指導を受ける。1927年3月、滋賀県師範学校卒業。同年歩兵第9連隊に入隊後、8月から犬上郡、八日市市、神崎郡を教職員として歴任。43年寺崎方堂に師事し、「正風」同人となる。45年応召、同年復員後71年まで伊香郡、東...
View Article矢部侃の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やべ・ただす」で、略歴は「1937・11・28~2004・2・7。俳人。滋賀県に生まれる。「馬酔木」「霜林」「海程」などを経て、同人誌「翔」を編集した。馬酔木新樹賞。俳句研究新人賞、海程新人賞などを受賞。(後略)(浦西和彦)」とあります。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年...
View Article矢部寛一の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やべ・かんいち」で、略歴は「1892・1・日未詳~1988・7・8。郷土史家。彦根市生まれ。号天心。戦前は滋賀銀行京都支店長、戦後は食堂関係の会社を経営。井伊直弼の再評価を訴えた『青年首相井伊大老の政治と日米外交』(1951年8月、大光社)をGHQに提出。彦根関連書のほか『世界をめぐりて-外から見た日本-』(62年2月、彦根史談会)も発行。歿後、半生を回顧...
View Article籔田藤太郎の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やぶた・ふじたろう」で、略歴は「1913・8・24~1984・4・24。小説家、郷土史家。東浅井郡速水村大字賀(現湖北町)生まれ。1928年速水尋常小学校高等科卒業。31年文部省実業学校卒業程度検定試験商業科合格。虎姫町で古書籍・調味料販売、貸本業を開業。35年滋賀県普通文官試験合格。37年行政代書業も兼業。39年11月旧満州に渡り、満洲国奉天省奉天市向公...
View Article柳田聖山の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やなぎだ・せいざん」で、略歴は「1922・12・19~2006・11・8。禅仏教研究者。愛知郡稲枝(いなえ)村(現彦根市)稲里の延寿(えんじゅ)寺に生まれる。1942年9月臨済学院専門学校(現花園大学)卒業後、約1年間永源寺僧堂で修行。48年大谷大学文学部真宗学科を卒業後、京都大学文学部聴講生。中国禅や比較仏教学、日本の中世禅家などの研究分野に深く通ずる。...
View Article安井小弥太の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やすい・こやた」で、略歴は「1905・6・23~1985・7・30。童画家、随筆家。滋賀県に生まれる。1927年自耀社絵画研究所を卒業。「コドモノクニ」「少年倶楽部」などの児童雑誌に、乗り物画を描く。著書に『蒸気機関車』(47年、二葉書房)、『山の画報』(54年、講談社)などがある。古陶磁の研究家でもあった。(浦西安彦)」とあります。 参考資料: 1...
View Article森寺保の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「もりてら・やすし」で、略歴は「1924・2・9~。医師。大津市中央生まれ。大阪医科大学卒業。京都大学眼科助手、大津市民病院眼科医長などを経て、森寺眼科医院開業。滋賀県眼科医会会長、日本眼科医会理事、大津市医師会会長、大津市心身障害児就学指導委員会委員長、大津市社会教育委員会委員長などを歴任。「大津市医師会報」や「医協ニュース」に多数の随筆を発表。著書に『鬼...
View Article森三樹雄の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「もり・みきお」で、略歴は「1902・2・1~1947・12・21。歌人。滋賀県大津市生まれ。1937年京都市東山区山科町(現山科区)御陵に転居。三菱銀行勤務。16年前田夕暮主宰「白日社」入社。19年尾山篤二郎主宰「自然詩社」創刊、参加。以後、尾山に師事し、機関誌「自然」に作品を発表。28年日本歌人協会会員となる。29年尾山篤二郎主宰の歌誌「青海原」編集担当...
View Article護雅男の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「もり・まさお」で、略歴は「1920・3・20~1996・12・23。東洋史学者。長浜市出身。1943年9月東京帝国大学文学部東洋史学科卒業後、江田島海軍兵学校海軍予備学生となる。44年1月から訓練を受けるかたわら教官として国史の講義を担当。5月少尉任官、45年3月中尉昇進、江田島で敗戦を迎える。復員後、大学院特別研究生、北海道大学助教授を経て、56年5月か...
View Article村松雲外の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「むらまつ・うんがい」で、略歴は「1870・4・22~1938・8・17。日本画家、俳人。愛知郡豊椋村(現東近江市)小田苅(こたかり)に石島佐治右衛門の次男として生まれる。本名由松。別号平安、貞。1883年に神崎郡五個荘町(現東近江市五個荘)川並の塚本定右衛門家で丁稚奉公を始めたが、画に熱心でその才能を認められ、20歳で森寛斎に師事。翌1891年京都の村松家...
View Article村地竹治郎の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「むらち・たけじろう」で、略歴は「1924・3・8~。俳人。蒲生郡鏡山村(現竜王町)大字西川生まれ。俳号は卉木、のち宏木。1938年鏡山尋常高等小学校卒業。農業のかたわら、日本電気硝子(62~72年)、その他の工場や公的機関の現業職に従事する。京都のホトトギス同人に参加。「ホトトギス」「芹」の出句を中心に句作を続ける。句集に『土』(82年8月、山田印刷)があ...
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