『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「やなぎだ・せいざん」で、略歴は「1922・12・19~2006・11・8。禅仏教研究者。愛知郡稲枝(いなえ)村(現彦根市)稲里の延寿(えんじゅ)寺に生まれる。1942年9月臨済学院専門学校(現花園大学)卒業後、約1年間永源寺僧堂で修行。48年大谷大学文学部真宗学科を卒業後、京都大学文学部聴講生。中国禅や比較仏教学、日本の中世禅家などの研究分野に深く通ずる。60年花園大学、76年京都大学人文科学研究所、86年中部大学教授を歴任、88年花園大学国際禅学研究所所長。90年良寛の詩碑を中国の峨眉山に建立。91年紫綬褒章受賞、93年仏教伝道文化賞受賞。著書に『破るもの』(70年3月、春秋社)、『禅の遺偈』(73年11月、潮文社)、読売文学賞受賞の『一休「狂雲集」の世界』(80年8月、人文書院)、講演記録集『沙門良寛 自筆本「草堂詩集」を読む』(89年1月、人文書院)、『禅語余滴』(89年3月、禅文化研究所)、『未来からの禅』(90年1月、人文書院)等。『柳田聖山集』全6巻(91年11月~、法蔵館)がある。(外村彰)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.359,
参考資料:
2 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11,
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