長浜市の草岡(くさおか)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「伊香郡余呉町国安(くにやす)、県境北陸につうじる古代余呉庄山手にある。祭神は『延喜式』当時は日子坐王命が主神であるが、菅原道真の一族がこの地方にうつり、菅山寺ほかを再興発展し道真を合祀したので通称天神様ともよばれる。地域五カ村の総社。(中略)応安年間(1368~75)以降の山林に関する古文書が多くある。(後略)(今井清右エ門)」とあります。なお、伊香郡余呉町国...
View Article米原市の清滝(きよたき)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「坂田郡山東町清滝にあり、孝元天皇、崇神(すじん)天皇、武内宿禰(たけのうちすくね)を祭神としている。創祀は1138年(保延4)、1876年(明治9)村社となる。1909年(明治42)区内の日枝、北野、御鍬(おくわ)の3社を合併した。当社の所在地柏原荘は醍醐三宝院(だいごさんぽういん)の寺領であるから当地も三宝院に準じ清滝宮(きよたきのみや)をまつったようである...
View Article大津市真野の神田(かんだ)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市真野町にある。祭神は彦国葺命(ひこくにふきのみこと)と天足彦国押人命(あまたらしひこくにおしひとのみこと)。延喜式内社。彦国葺命は天足彦国押人命の3世の孫で、その後裔(こうえい)の真野(まの)氏がここに居住して勢力をはったとつたえるから古代氏族の氏神信仰によるものとみられる。(中略)いっぽう、同社の山手の真野普門(ふもん)町にも彦国葺命を祭神とする神田神...
View Article大津市の小野(おの)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「滋賀郡志賀町大字小野に所在。祭神は、天足彦国押人命(あまたらしひこくにおしひとのみこと)・米餅搗大使主命(たかねつきおおおみのみこと)・小野妹子(おののいもこ)。『延喜式』に、「滋賀郡八座、小野神社二座名神大社」とある。創立年代は不詳。古代の豪族小野一族の祖神をまつった古い神社である。元亀・天正年間(1570~92)に焼失し、のち再建された。境内に篁(たかむら...
View Article東近江市の押立(おしだて)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「愛知郡湖東町大字北菩提寺字赤波根原に所在。祭神は火産霊神、伊邪那美神。1座は押立山の押立明神、客人の1座は白山の神という。同社文書によると、978年(天元元)押立山より、下一色の文屋康兼の邸地にうつす。さらに現在地に社殿を造営して押立保の総社となり崇敬された。1520年(永正17)客人二所大明神の神号をゆるされ、同年吉田家より正一位の宣旨をうける。また、152...
View Article大津市の小椋(おぐら)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市仰木町にある。かつては田所(たどころ)神社ともよばれた。主祭神は闇?神(くらおかみのかみ)。社名の「おぐら」は、この「くらおかみ」からきたものとみられる。闇?神は水の神で、土地では八大竜王ともよばれ、天神川上流の奥宮は「滝壺」と通称されている。社歴は古く、863年(貞観5)に「小椋神」に朝廷から神階がさずけられており、延喜式内社にも列せられた。本殿にめぐ...
View Article近江八幡市の奥津島(おくつしま)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「近江八幡市北津田町に所在。祭神は奥津島姫命。『延喜式』神名帳に載せられた蒲生郡11座のうち唯一の名神大社。「新抄格勅符」には767年(神護景雲元)神封1戸を奉ぜられ、859年(貞観元)正月に従五位上に昇叙。さらに、865年(貞観7)には奥島に阿弥陀寺(あみだじ)(神宮寺)が創建されて、この地の神仏習合は進み、長命寺の観音信仰へと発展する。また奥津島姫命は宗像神...
View Article米原市の岡(おか)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「坂田郡山東町間田(はざまだ)に所在し祭神高皇産霊(たかみむすび)神、一名梵天王(ぼんてんおう)とも称するため俗に天王宮ともいう。当社は山東部大原庄18郷の総社でもとの社格は郷社であった。(中略)郡内には他にも岡神社を主張する神社があるが郡志ではこの社と推定している。創祀は650~54年(白雉(はくち)年間)といわれる。この地は佐々木信綱(ささきのぶつな)の子重...
View Article長浜市の意冨布良(おおほら)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「伊香郡木之本町木之本、街の山手大洞(おおほら)山の麓に所在。主祭神は建速須佐之男命。草創は白鳳期とつたえらえる。この地は古来北国往還の要衝にあり、往時は隣村田部地先街道に鳥居ありとつたわっている。1183年(寿永2)木曽義仲が北国より上京のおり、神宮寺に宿陣。1351年(観応2)足利尊氏八相山戦のとき桃井若狭守が戦勝を祈願。京極氏家臣井口氏は1373年(応安6...
View Article栗東市の大野(おおの)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「栗太郡栗東町荒張(あらはり)にある。祭神は菅原道真、大己貴命(おおなむちのみこと)。959年(天徳3)の勧請、嵯峨天皇の勅願で僧願安(げんあん)がたてた狛坂寺(こまさかでら)(元亀年中に廃寺となる)の鎮守といわれ、金勝山の守護神でもあった。狛坂天神(こまさかてんじん)、於野宮天神、於野宮天満とその呼び名は変化し、1869年(明治2)大野神社に改称、現在にいたっ...
View Article甲賀市の大鳥(おおとり)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「甲賀郡甲賀町鳥居野にある。素盞嗚命ほか2神をまつり、大原祇園(ぎおん)社ともいう。(中略)神仏習合の関係から、境内には竜泉院、善寿院、願成院、祐善院、覚寿院の旧坊あとがのこっている。弥勒堂は大正初期までのこり、その本尊は櫟野寺(らくやじ)にうつされている。いまも鐘楼、経蔵、大般若経などがのこっている。楼門は京都八坂神社の楼門によくにており大原祇園社とよばれてい...
View Article東近江市の大城(おおしろ)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「神崎郡五個荘町大字金堂字大城に所在。祭神は高皇産霊神、菅原道真。もと大宮天神・天満宮とよばれたが詳細不明。しかし周囲は条里制の整備や山前庄(やままえのしょう)の開発による穀倉地帯、それだけに早魃(かんばつ)の問題は深刻であり、ために雷神となった天満天神を勧請したものであろう。また佐々木氏の居城より丑寅の方向にあるため守護神としても崇敬をうけた。1682年(天和...
View Article近江八幡市の大島(おおしま)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「近江八幡市北津田町に所在。祭神は大国主命。『延喜式』神名帳には蒲生郡11座にかぞえられ、767年(神護景雲元)封1戸を奉ぜられている(『新抄格勅符』)。しかし神名帳や封戸は大島神社1座のみに関するものであるから現在地の奥津島神社と合祀されたのは後世のある時期であり、その意味で比牟礼八幡宮の境内に大島神社が祭祀されていることは参考になろう。この神社の木造大国主命...
View Article長浜市の小江(おおえ)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「東浅井郡湖北町尾上(おのえ)に所在。祭神事代主命(ことしろぬしのみこと)。式内社。旧称三島大明神。尾上村は古くは小江村と称していたので、小江神社の所在地とみるのが至当であろう。また式内社については、1872年(明治5)8月の教部省の通達、「尾上村小江神社ヲ以テ式内ト可相定候事」によったものである。これは近くの東尾上村、尾上村、海老江(えびえ)村にそれぞれ小江神...
View Article高島市の海津天(かいづてん)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「高島郡マキノ町大字海津字上尾(うえお)にあり、1191年(建久2)の勧請、菅原道真をまつる。古くより勅願所として社領130石をうけていた。1571年(元亀2)織田信長の兵火にあう。1576年(天正4)高島郡の支配者磯野丹波守員昌(かずまさ)が本殿を寄進し、1585年(天正13)豊臣秀吉が社領7石を寄進している。1648年(慶安元)徳川家光より社領10石の朱印状...
View Article守山市の小津(おづ)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「守山市杉江町に所在。祭神は小津君(おづのきみ)、宇賀之御魂命(うがのみたまのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)、大市姫命。延喜式内社。小津は古代豪族小津氏の本拠であることから、同氏の祖神をまつったのがはじまりと考えられている。境内にのこる石棺、周辺の古墳は、その証拠ともいえる。社伝による創建由緒は、441年(允恭天皇30年)4月、皇妃が五穀豊穣を祈念して...
View Article草津市の小槻(おつき)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「草津市青地町に所在。別称池宮。祭神は息速別命(おちわけのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)。小槻大社と同じく小槻山君の祖神をまつる神社である。863年(貞観5)に八幡神・大倭姫命を勧請して神明宮をもうけ、現在同社は境外社として境内北150mの地に、神明神社として鎮座している。中世においては、近江国守護佐々木氏の被官青地(あおじ)氏のあつい信仰と寄進を...
View Article長浜市の大羽(おおは)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「東浅井郡虎姫町酢にある『延喜式』浅井14社の1社。祭神は天羽槌雄神。1909年(明治42)錦織郷の産土神建部大明神と十禅師仕、八幡社が合併して、祭神が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、誉田別尊(ほんだわけのみこと)と3神となる。本殿の下に大塚古墳がある。この付近は古来から養蚕と機織のさかんな土地であるので大羽神社はそれをまもる神といわれている。この神社にはもと126...
View Article野洲市の大笹原(おおささはら)神社の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「野洲郡野洲町大字大篠原(おおしのはら)に所在。祭神は神速須佐之男命(かみはやすさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)。社伝によると、986年(寛和2)に、越智諸実(おちのもろざね)が吉備(きび)国(岡山県)より祭神を勧請したのがはじまりとつたえる。1185年(文治元)に佐々木広綱が同社の神官に任じられて以来、1568年(永禄11)の佐々木氏滅亡に...
View Article大津市の法伝寺(ほうでんじ)の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)
『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市西の庄にある。天智天皇が近江国志賀郷に建立。開基は尊信大法師。当初三論宗護国山一乗院円明寺と号する。701年(大宝元)大友皇子の子とつたえる大友与太王が当寺に帰依し、弥陀尊像1体をみずから彫刻。832年(天長9)大友皇子の御陵守護のため粟津大木の森西にうつし、栗陵山一乗院志賀寺と改称。のち大友皇子、天智天皇の尊碑を安置するという。さらに1198年(建久9...
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