『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「大津市仰木町にある。かつては田所(たどころ)神社ともよばれた。主祭神は闇?神(くらおかみのかみ)。社名の「おぐら」は、この「くらおかみ」からきたものとみられる。闇?神は水の神で、土地では八大竜王ともよばれ、天神川上流の奥宮は「滝壺」と通称されている。社歴は古く、863年(貞観5)に「小椋神」に朝廷から神階がさずけられており、延喜式内社にも列せられた。本殿にめぐらされた正安2年(1300)の銘のある石造瑞垣(みずがき)は重要文化財。(後略)(立川 洋)」とあります。なお、所在地は町名変更により、現在は大津仰木一丁目になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.124,
参考資料:
2 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.9-10,
参考資料:
3 大津の社 大津市歴史博物館∥企画編集 大津市 1992年 S-1711- 92,
参考資料:
4 近江・若狭・越前寺院神社大事典 平凡社∥編集 平凡社 1997年 S-1600- 97 p.114-115,
参考資料:
5 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
参考資料:
6 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
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