『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「坂田郡山東町間田(はざまだ)に所在し祭神高皇産霊(たかみむすび)神、一名梵天王(ぼんてんおう)とも称するため俗に天王宮ともいう。当社は山東部大原庄18郷の総社でもとの社格は郷社であった。(中略)郡内には他にも岡神社を主張する神社があるが郡志ではこの社と推定している。創祀は650~54年(白雉(はくち)年間)といわれる。この地は佐々木信綱(ささきのぶつな)の子重綱(しげつな)が領し大原氏を称してより歴代の尊信あつく、古記録によると出仕1山の課役とし旅行、病気、忌僧(いみそう)以外の欠席は罰金30文に処せられた。(後略)(籔田藤太郎)」とあります。なお、坂田郡山東町間田は現在米原市間田になっています。
参考資料: 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.120-121,
参考資料:
2 神社由緒記 三宅辨造∥編 滋賀縣内務部教育課 1921年 5-1700- 21,
参考資料:
3 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.440-441,
参考資料:
4 式内社調査報告 12 式内社研究会∥編 皇学館大学出版部 1981年 S-1700- 81,
参考資料:
5 全国神社名鑑 下 三浦譲∥編 全国神社名鑑刊行会史学センタ- 1977年 RB-1703-ミ,
参考資料:
6 神社名鑑 神社本庁調査部 神社本庁 1963年 R-1759-シ,
参考資料:
7 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.440-441,
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