『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月三日」で、概要は「正月の講ともいう。早朝から神社に宮守が集まり、装束をつけて行う。「内饗のめし」といい、地域(山の神)に御飯と生鰯を食べさせる。木きめ・木引き(ごぼう引きともいう)においては、境内本社とお池殿の間の山中で、全員で決めた木を引き起こし、本殿前の杉の根方に置く。昔から、『今年は良い根がある』などの話がでる事から、多分その年の豊凶の占いの儀式と思われる。」とあります。
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