『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月八日(薬師堂)・二月十五日(蔵王権現堂)」で、概要は「薬師如来を祀る薬師堂と江戸中期の義民を祀る蔵王権現堂において、ほぼ同じ行事が行われる。当日の三、四日前に頭家にて米かし、前日に御幣切り、座編みをし、高張・大鉦を準備して祭壇を公会堂に設ける。当日には行列を組み頭家より出発、社参する。終わると公会堂で鏡割り・直会ののち玉くじによって新頭人を決める。午後からは、御幣・祭具・帳箱・高張などを新頭家へ持参する頭送りがある。」とあります。
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