『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十五日午後一時」で、概要は「当人宿で早朝入浴潔斎した若衆が土間で大鏡餅を搗く。台に乗せ、固めるために「よいさ、よいさ」の掛け声で部屋中を回る「もちかき」が始まる。そして年寄衆と取り合いが行われ、年寄衆が奥の部屋に運び入れて鏡餅にする。午後、当人宿から大鏡餅と神饌を神社に献供して祭典を行う。撤下の鏡餅は氏子各戸へ配り、当人宿では氏子の戸主が相寄り、直会を行う。」とあります。
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