『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月八日」で、概要は「観地神社の祭神は以前、薬師如来であったといい、社殿の扉には今も卍が残っている。二月八日、早朝より米を蒸し、丸いお鏡、四角いお鏡を一個ずつ作る。井型で四角に固められたお鏡は三脚付きの桶の中に入っている。蒸し飯、ご飯は高台の饌器に盛り、御神酒、海の幸、山の幸とともに大鉦を先頭に総代、氏子の順で行列を作り参拝する。夜は夜宮といって区民全員が歓談し遊ぶ。翌九日、当番の引継盃とお鏡割り。」とあります。
↧