『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月二十二日」で、概要は「昭和八年の改革で、内容が殆ど変わってしまった。近年はそれに代わる多彩な行事を催している。二十二日の朝、寄りて弓・矢。左大臣・右大臣と書かれた的をつくり、大注連縄を編む。弓を射るのは、元服して村入りをする少年である。大注連縄は、夕刻から村総出の綱曳きに使われ、それが済むと神社の古木に吊るされ、その真ん中あたりに御幣を立てる。」とあります。
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