『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「十一月二日」で、概要は「境内の神田で穫れた新穀の餅米を前日から水に浸して、生のまま木臼で搗き固める。それを藁のツトに包み入れる。納豆のように包まれたこれを「?」と呼んでいる。そして他の神饌とともに神前に供える。祭典が終わると、注連縄を張り渡した青竹を捧げ持ち、小野地区(神座)を北、中、南の順で廻り、各地点で?を吊り下げて礼拝し、五穀豊饒・天下泰平を祈念する。なお十月二十日には、?奉賛会大会を執行する。」とあります。
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