『滋賀の百祭 [正]』によりますと、祭礼日は「1月13日」で、概要は「(前略)このおこないは女人禁制の祭事で、そのものズバリ、男と女のシンボルをかたどる練棒(男根)と藤のつるで編んだ輪(女陰)を用意し、おこないを盛り上げる。女人禁制に込められた「男」の想いが綾なすおこないの典型である。加えて、藤輪に泥を塗ってその想いを盛り上げる姿は、まさにおこないのクライマックスである。民衆の知恵は、このおこないのなかに五穀豊穣と子孫繁栄の願いを込めているのである。(中略)また、JR甲南駅の裏山、金光山にある浄福寺でも一月十七日におこないが行われている。」とあります。
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