『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月十日」で、概要は「東西に分かれた当番村で鰌鮨の神饌調理が行われる。鰌鮨づくりは、前年から用意し始め、八日の口明けには、ココロミといって神社で試食する。そして再度当番家に戻り本格的な神饌づくりにはいる。組立ては古式にのっとり、御膳と漬物御膳の二種類が仕立てられる。準備が終わると竈払いの儀式があり、次いで三輪神社へお渡りする。鰌鮨などが神前に供えられ、祭典が行われる。鰌鮨は直会に肴として食される。」とあります。
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