『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月初旬の吉日」で、概要は「常緑で強い生命力を持つ椿の葉は、古来から神の依代として榊と並んで尊い木とされてきた。厳しい暑さを前に健康延命・疫病退散の意味を込めて御百度参りをするという素朴な神事である。兵主大社の境内社である乙殿神社の氏子が一同に会し、一人一人椿の小枝を手に境内を往復しながら神前に供える。同様の祭事に戸津神社(境内社)の「はだし参り」もある。」とあります。
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