『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月八日」で、概要は「生和(いくわ)神社祭神の藤原忠重が平安時代中期に冨波一の沢の大蛇を退治した古事にちなむ。明治時代からは場所の都合で、一の沢に一番近い常楽寺の境内を借りて勧請吊りを行っている。大蛇に見立てた太い藁作りの縄にかなめの葉を付けて、大蛇が出た道に吊り下げ、一年の無事息災を祈る行事である。なお神事講は十軒で行っている。冨波乙にも同様の神事がある。」とあります。
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