『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月十七日から十八日まで」で、概要は「十七日早朝から水汲みを始め、麦酒を醸造する。昔は麦のみで醸造したが、後世に至って米麹を半分使用するようになり、昭和八年には裸麦五升・米麹五升・白湯一斗と決めた。社務所において行われ、沸騰させてから二十度に冷却した白湯を、別桶に精麦を蒸して米麹と混合した中に注入する。徹夜で撹拌し、五、六十度に保ちつつ十八日未明に完成させる。十一時から本殿に献納し、祭典を行う。」あります。
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