『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月二十五日」で、概要は「一家に男児が誕生し、成長して田作りに携わり、収穫することを祈念する祭り。輿のなかに妊婦の着物の帯を入れたもの・牛に似せた松の枝・荒米・和米・松葉の束ねたものを準備する。つぎに宮司が祝詞を奏上した後、男児出産のしぐさ・田すき・もみまき・田植えのしぐさを執り行う。そののち玉串奉奠、宮司一拝で終了する。」とあります。
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