『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「四月三日(三日に近い日曜日)午後四時頃」で、概要は「南北朝時代、当地の領主佐々木隠岐五郎義清が凶徒を制し、悪魔を射伏するため神に祈念し、駿馬にまたがり矢を射る武術の神事を奉納したのが始まりという。氏子青年男子の中から選ばれた馬乗司は、祭礼前三日間別部屋に籠り自炊潔斎をする。当日は古式の装束を着け、馬にまたがり的矢駆けを行う。また合歓(ねむ)の木で作った割板の的は、厄除け札として参拝者が奪い合う。」とあります。
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