『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月二十四日午後三時」で、概要は「祗園会として行われる花奪い神事は、須佐男命の八岐大蛇退治を模して、すべての災い・病気の悪魔を祓うことを願って執り行われるものである。踊り子、花鉾を各大字十個ずつ参拝して、陰陽栄を歌い、踊りを献納する。花鉾の花枝を参拝客が先を争い奪うことから花奪い神事といわれる。なお、二十三日の宵宮祭には、氏子が美しく飾った灯籠を図上にかかげて、ぶつけあう。」とあります。
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