『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十二日・十七日」で、概要は「十二日つくりぞめ。勤当(つとめとう)(氏子入りした男子宅、もしくは男子が誕生した家)の家で十五メートル程の大縄(だいじょう)がつくられ、そこには十二本の縄と幣が吊られる。十七日びしゃ。勤当のあいさつで始まり、大縄が切られる。御神酒の肴はウドメ(大根・大豆)、初献は赤飯、二献はコンニャク、三献は花の薹(とう)(牛蒡に蕾のついた梅の枝を差し、唐がらしをかけたもの)が出る。なお、大縄は神社に吊られる。」とあります。
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