『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月十日」で、概要は「牛王さん(紙をつけたハゼの木と成花)を苗代の水戸口に祀り、五穀豊穣を祈願する祭り。月行事(当人)はハゼの木を山から切り出し、紙の当人は美濃紙をハゼの木に付ける。成花の当人は、成花(黒モジの木に餅を付けたもの)をつくり、それらは神社で祓をうける。そののち、氏子は一本ずつ持ち帰り、水戸口に祀るのである。」とあります。
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