『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月七日午前〇時から二時まで」で、概要は「稲田に擬した夏ハゼの幹三十センチばかりのもの十二本を年末に準備しておく。そして鳥居のもとに田に擬した土の方体二つを準備する。当日、奉仕者である社守・禰宜・社守の長男は、夏ハゼの幹を神前に供える。社守は祝詞を奏上する。次に長男を中継として夏ハゼを一本ずつ、禰宜に渡す。禰宜はこれを土に刺し、東西六本ずつを植え終える。」とあります。
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