『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月初亥の日午前一時」で、概要は「二月始の亥の日、午前一時に社殿において、唐門屋根に蒸米のにぎり飯をのせた素焼きの皿を置く。こうして社守の資格を得ると、蒸米・大根の漬物と神酒で祝いを行う。その時、勧という長さ十一メートル・太さ十五センチ程の縄をない、その中ほどに檜の枝葉で輪(六十センチ・太さ十五センチ程)をつくり、御幣を十本余り刺す。」とあります。
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