『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「不定期」で、概要は「上山依(かざまわり)太鼓踊りとも称するが、由来については定かでない。昔から社寺の境内や農家の庭先で行われ、一晩中踊りあかしたという。踊りには、場締め踊り・お蔭踊り・屋形踊り・鐘巻踊り・追善踊り・順礼踊り・拾七踊り・恋の踊り・山伏踊り・宮山踊り・大宮踊り・いくさ踊り・小陣役踊りなどがある。役割はシンポチ一人・太鼓(踊り手、二人一組)十人・唄い手十人・鉦一人・笛三人で、衣装を凝らして行われる。」とあります。
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