『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月一日午前五時」で、概要は「年の始めに、日吉の大神と人々との出会いの祭り。いわゆる歳旦祭にあたる。この神事には、日の出前の暁闇のなか、松明の灯で能「翁」(日吉の翁)(西本宮)・謡曲「高砂」(東本宮)が片山能太夫によって奉納される。松明の分火を自宅へ持ち帰り、炊事の火とする風習が残り、発火(ほっか)という別称がある。」とあります。
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