『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月四日(雨天は花火のみ順延)点火は午後九時三〇分」で、概要は「日本古来の花火の製造法を伝えている大仕掛け(高さ十五メートル、幅二十五メートル)の絵花火で、約一か月の手間をかけて作られる。点火すると火薬が音もなく燃え、闇のなかに青白い光の糸で絵姿を浮かべる。江戸時代に雨乞いの返礼として、御用硝石を用いて花火をつくり、余興と技術の練磨の場としたとされる。」とあります。
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