『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「八月二十一日午後七時三十分から九時三十分」で、概要は「水不足に対する願いが雨乞い祈願になり、踊りとなった。おはなという村の女性が病にかかり、鈴ヶ岳の池の神に病気平癒を願った。治癒後は独身でいると誓ったが、のち大君ヶ畑の小八に嫁いで竜神の怒りにふれ命を絶った。息絶える時、日照りの時に池を訪ねてくれば雨を降らすと言い残したという。踊りは子供が花笠・たすき姿、大人はホロ・菅笠・太鼓姿で、場広・道草・本踊り・合の手・カヤリの五種を踊る。」とあります。
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