『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月五日から七日まで」で、概要は「以前は旧暦正月七日に行われていたが、現在は二月七日を中心に行われている。五日は米かし、六日は餅つき。七日の朝、当屋の家より餅、まい玉(欅の木の枝に餅を付け、先端にシキビの小枝を付ける)、供物を持ち「この酒飲む人は、命長かれ、寿命よかれ。えんがの花も老いらくらん」と謡い社参。禰宜が神事を行う。当屋と禰宜は、前年の神事の後、くじにて決定され、一年間潔斎を必要とする。」とあります。
↧