『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「一月十二日」で、概要は「おこないは、湖北に集中してみられるという特徴をもつが、近江町・米原町と南下するにつれて希薄化していく傾向がみられる。朝八時ごろから頭屋の家に集まり餅をつき餅花をつくる。餅花は枝の先端にシキビの葉をつけ、元にはオビといって細長い餅をまきつける。その夜、日吉神社をはじめ、地蔵堂に餅花を供えたのち持ち帰り、頭屋で豆腐汁を食べる。」とあります。なお、近江町・米原町ともに、現在米原市になっています。
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