『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「二月五日」で、概要は「二月二日、米かし。四日、餅つき。五日、八幡神社にて北座・南座がよって、福井県敦賀市の浄土宗の僧を招いて、大般若経の転読を行う。そのあと、三献の盃を行うが、中途におつゆが出る。このおつゆは、「汁煮きばばあ」といわれる女性が担当する。終わると、蘇民将来と大般若経の札をもらって帰る。なお椿坂では、おこないとは呼ばずに神事(じんじ)という。」とあります。
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