『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「十月十日」で、概要は「助九郎湯ともいう。慶長年間に小川村の小川助九郎が大坂の陣に出陣し、功を成して後、本社に刀や装束を寄進し、お湯を奉納したことにちなむという。神事は前方に的を立て、その前で新藁を燃やし、刀と装束を背負った男の子二人が「えやおう」の掛け声とともに、拝殿と火の間を往復する。また集まった氏子には「牛の舌」と呼ばれる餅と豆が配られる。」とあります。
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