『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月三日から四日まで」で、概要は「元和五年(一六一九)八月、分部光信が大溝移封の際、前任地伊勢国上野の曳山祭りを移したと伝える。五基の曳山の宵宮の元火受神事に始まり、本祭には氏子町内を巡行する。大溝は商工業の町として栄え、町人の経済的実力を示すものであった。昭和五十八年三月に滋賀県無形民俗文化財となり、大溝祭保存会が結成される。」とあります。
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