『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「五月一日」で、概要は「この日、熊野神社の祭礼に、稚児行列、そして奴振りが奉納される。優雅な振りの様から、公家奴振りと称されるが、これは京都の公家が福田寺へ嫁した際の行列を伝えているという。十一月十五日の報恩講にも、福田寺で奴振りがなされる。なお公家奴振りは、長浜曳山祭り(本日は四月十五日)の際、猩々丸(舟町組)の出番の折、奴振りをする。」とあります。
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