『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「七月三十一日」で、概要は「夏越しの祓・五穀豊饒・火難厄除けなどの祈願が混然一体となった祭り。直径二メートル余りの茅の輪(笹竹を荒縄で縛る)の前部に御幣一本と茄子三個(串刺し)を付け、その両者の間に、木製黒色の男根(約六十センチ)をぶらさげる。神殿儀式が終わると男子児童が「ぼんのこへんのこ、さあーくえもんのなーすびやーい」と囃しながら、男根をぶらさげた茅の輪を御旅所まで舁いでまわる。」とあります。
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