『近江の祭礼』によりますと、祭礼日は「四月十九日~二十日まで」で、概要は「享保二十年(一七三五)に初めて曳山が出され、この時は九基が巡行して、藩邸(加藤家二万五千石)にくり出し、賑わったと伝えられている。その後曳山は一町ごとに建造され、最高時は三十二基を数えたが、現在は十六基存在する。二層露店式人形屋台の構造を持ち、屋上にはダシと呼ばれる作り物を載せるが、毎回趣向をこらして出来を競う。十九日は宵宮祭、二十日は巡行・神輿渡御などが行われる。」とあります。
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