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『江北記』という書物の読み方は「ごうほくき」でよいのか。また、この書物の概要を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『日本史文献解題辞典』・『国書総目録 第3巻』・『国史大辞典 5』によりますと、読み方は「ごうほくき」とあります。しかし、『群書解題 第4 』は「コウホクキ かうほくき」と読みをつけています。『日本史文献解題辞典』によりますと、概要は「近江北半国の守護京極氏の戦国時代における変遷を記した覚書。家臣下坂氏の家系的記述からみて、その一人によって京極・浅井両氏の勢力交替期たる天文年間(一五三二-五五)成立したものと推定され、全体的に信憑性の高い史料として利用されている。一冊。文明二年(一四七〇)以降天文初年に至る江北の政治動向のほか、京極氏の式礼や一門・被官の問題にふれ、小倉実澄の和歌などをあげている。『群書類従』合戦部に収められ、神宮文庫その他に写本がある。(後略)(秋澤 繁)」とあります。 参考資料: 1 日本史文献解題辞典 加藤友康∥編 由井正臣∥編 吉川弘文館 2000年 R-2100-カ p.344-345, 参考資料: 2 国書総目録 第3巻 け-さ 岩波書店 1990年 L-0251-3 p.298, 参考資料: 3 国史大辞典 5 国史大辞典編集委員会∥編 吉川弘文館 1985年 R-2100-5 p.520, 参考資料: 4 群書解題 第4 合戦部・管絃部・蹴鞠部・鷹部・遊戯部 続群書類従完成会∥編 続群書類従完成会 1976年 R-0251-4 p.37-38,

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