江戸時代の絵図が掲載されていた下記の資料とウェブサイトを紹介した。
図書
『大宮市史 3 下 近世地誌編』(大宮市 1973)
巻頭「生保年中改定図」「元禄年中改定図」
巻末「新井村絵図」(寛政12年)等の江戸期の村絵図あり。
各宿村の位置と地形、字地、沿革、村況について記載あり。
また、原図ではないが、『新編武蔵風土記稿』『武蔵国郡村誌』を元に作成した各宿村の地図が記載されている。
『地図・絵図でみる大宮の移り変わり』(大宮市立博物館 1991)
現在の見沼区に含まれる下記の地域の絵図が掲載されている。
p10-11「大砂土村」大和田村絵図(江戸時代のもの)
p22-25「片柳村」加田屋新田絵図(刊行年記載なし)、新井村絵図(寛政12年(1800))
p26-27「七里村」宮下村絵図(刊行年記載なし)、猿ヶ谷戸村絵図(刊行年記載なし)
p28-29「春岡村」深作村絵図(嘉永6年(1853))
これらの絵図は、さいたま市立大宮博物館、埼玉県立文書館、個人が所蔵しているもの。
『新編埼玉県史 通史編3 近世』(埼玉県 1988)
附録「武蔵国絵図」(国立公文書館内閣文庫蔵の複製)
『新編武蔵風土記稿 第4期第7巻』(雄山閣 1996)
p117-119「生保年中改定図」
p120-122「元禄年中改定図」
『埼玉平野の成立ち・風土』(松浦茂樹著 埼玉新聞社 2010)
p135「正保国絵図「武蔵国絵図」部分図」
大宮付近の部分図と解説が掲載されている。
『古地図を楽しむ』(埼玉県立文書館編 埼玉新聞社 2008)
p41「紀州御鷹場村絵図」
さいたま市を中心とした紀州鷹場全体の村名が確認できる絵図が掲載されている。
ウェブサイト
《埼玉県立図書館》「デジタルライブラリー」
「武蔵一国之図」等の埼玉県立浦和図書館所蔵の江戸期の絵図を公開している。
(https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/data/d_conts/index.html 埼玉県立図書館 2012/10/06最終確認)
《国立公文書館デジタルアーカイブ》
「天保国絵図 武蔵国」が公開されている。
(http://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/category/categoryArchives/0200000000/default 国立公文書館 2012/10/06最終確認)
参考に《国会図書館リサーチナビ》「日本の絵図・古地図(近世以前)」「国絵図」を紹介した。
(http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-101029.php 国会図書館 2012/10/06最終確認)
(http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-276.php 国会図書館 2012/10/06最終確認)
参考資料:『大宮市史 3 下 近世地誌編』(大宮市 1973),
参考資料:『地図・絵図でみる大宮の移り変わり』(大宮市立博物館 1991),
参考資料:『新編埼玉県史 通史編3 近世』(埼玉県 1988),
参考資料:『新編武蔵風土記稿 第4期7』(雄山閣 1996),
参考資料:『埼玉平野の成立ち・風土』(松浦茂樹著 埼玉新聞社 2010),
参考資料:『古地図を楽しむ』(埼玉県立文書館編 埼玉新聞社 2008),
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