利用者が最初におっしゃった説明に該当する絵は、『ルーヴル美術館 収蔵絵画のすべて』p.575にカラーで掲載されている、モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥールの《ポンパドゥール侯爵夫人の肖像》であった。
原題は「Portrait of the Marquise de Pompadour」で、1755年頃の作品。絵の大きさは、175×128cm。青い色の紙にパステルで描かれている。「シュリー、3階、展示室45、INV.27614」とあり。夫人についての説明と、絵の特徴についての説明がある。
ただし、絵と説明文を見た利用者より、「見たいのは、この絵ではなかった」と申告あり。
本当に見たかったのは、
『世界美術大全集18 ロココ』の図43としてカラー掲載されている、フランソワ・ブーシェの《ポンパドール夫人》であった。
原題は「Madame de Pompadour」で、「1756年、カンヴァス、油彩、201×157cm、ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク」とある。
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