『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「こばやし・ひろし」で、略歴は「1920・11・18~2006・12・21。地理学者、郷土史家。栗太郡老上村野路(現草津市)生まれ。1938年膳所中学校(旧制)卒業。50年立命館大学文学部地理学科卒業。52年立命館大学文学研究科地理学専修修了。72年大阪市立大学教授。84年大阪経済法科大学教授、99年同大学総合科学研究所客員教授で退職。『滋賀県市町村沿革史全6巻』(60年7月~67年5月、編纂委員会)や『草津市史全7巻』(81年7月~92年3月、草津市役所)の編纂に関わる。(中略)共編著として『近江の街道』(82年3月、サンブライト出版)。その他、信楽、大津、比叡山、坂本、栗東、脇ヶ畑、琵琶湖、愛知川流域、近江商人、木地師等に関する多数の調査、研究論文を発表している。69年ドイツ学術交流会の招きで西ドイツを訪れて以来、歴史地理的視点からヨーロッパの都市に関心を寄せ、69年、75年に当時のユーゴスラビアで個別調査を実施、77年78年にトロント大学客員教授として訪れた時のカナダ調査をもとに、大阪市立大学や大阪経済法科大学の紀要や論文集に発表した8編の論文をまとめて、『ヨーロッパ都市の近代的変容』(96年11月、大明堂)を発行。(後略)(北川秋雄)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.142-143,
参考資料:
2 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11,
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