『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「すぎもと・のぶお」で、略歴は「1930・12・25~1983・7・14。小説家、脚本家。長浜町神前(現長浜市神前町)生まれ。1948年彦根中学校(旧制)卒業後、近江絹糸株式会社入社。50年から52年まで長浜郵便局勤務。1952年4月金沢大学法文学部入学。小説「赤い糸」(金沢大学法文学部同人誌「木馬」54年)が北陸3県大学生交歓藝術祭佳作になる。56年大学を卒業し、4月から福井県立若狭高等学校教諭となる。57年1月「人魚の笛」、58年8月「鼓が洞」がNHK福井放送ラジオドラマコンクールに入選し、6年間で計12本のドラマが放送される。59年4月県立彦根東高等学校教諭。(中略)76年1月母初子死去、遺稿句集『初子句』を編む。4月県立長浜高等学校教諭。83年脳腫瘍のため死去。(後略)(外村彰)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.176-177,
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