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鈴木寅蔵の読み方とその略歴を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「すずき・とらぞう」で、略歴は「1912・10・11~2000・3・29。詩人。甲賀郡岩根村(のち甲西町、現湖南市岩根)菩提寺生まれ。別号十良三(とらぞう)。1913年3月岩根尋常高等小学校高等科卒業。14年から写真業者の内弟子となり大阪に居住。帰郷後鈴木写真館を経営した。35年頃から西条八十に師事し、西条主宰の「?人形」や「若草」「日本詩壇」「しるえつと」誌に詩文を発表。36~37年「麦笛(のち「詩徒圏」)」を編集発行。36年4月、近江新詩人倶楽部(のち近江詩人クラブ)に参加して、同倶楽部編『一九三六年年刊選集』(36年12月、近江新詩人倶楽部)や『近江詩人』(41年12月、みづうみ詩社)等に詩を執筆した。志賀諒太郎や我孫子元治らと39年「樗林」、43年3月「滋賀詩壇」を創刊。戦後は「文藝首都」に小説を投稿し、47年7月創刊の「朱扇(しゅせん)」の編集にも携わった。また『?人形 詩華集-1949-』(49年1月、?人形関西支部)を編集発行したことも特記される。50年10月近江詩人会に入会。郷里の風土や日常の暮らし、湖魚や宝石などをモチーフにした詩作を数多く「詩人学校」に発表。同会では72年から84年まで代表を務めた。51年には甲西中学校校歌を作詞。52年喜志邦三主催「再現(のち「灌木」)、53年「静眉」誌に参加。(中略)謙虚かつ誠実な人柄を慕われたキリスト教徒でもあった。(中略)甲西町文化協会、詩サークル三人会も主導。甲西町教育委員、滋賀文学会理事も務めた。92年日本詩人クラブから詩業を表彰される。(後略)(外村彰)」とあります。 参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.178-179, 参考資料: 2 滋賀県人名鑑 滋賀県人名鑑編集部∥編 サンブライト出版 1982年 S-2800- 82, 参考資料: 3 近江詩人会40年 宇田良子∥[ほか]編 近江詩人会 1990年 S-9300- 90, 参考資料: 4 近江詩人会50年 近江詩人会∥編集 近江詩人会 2000年 S-9300- 00,

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