『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「なむら・かずまさ」で、略歴は「1933・8・24~。詩人、歴史研究者。野洲郡生まれ。早稲田大学卒業。学生時代、寺山修司から刺激を受ける。滋賀県立高等学校の教諭、滋賀大学講師を勤めた。その間、詩誌「早稲田詩人」「近江詩人学校」「島」を経て、現在「ラビン」同人。関西詩人協会会員。詩集に『クリオの顔』(1963年)、『ブルーペールの空』(97年)があり、作品掲載のアンソロジーに、小野十三郎編『年鑑関西詩集Ⅱ』(76年)、小海永二選『郷土の名詩・西日本』(86年)の他、『流域詩集』『銀河詩手帖』など。滋賀にかかわる詩編としては「風景」「彦根」がある。また、歴史関係の著書には、『庶民からみた湖国の歴史』(77年)や『日本史のなかの湖国』(91年)かあり、『江戸時代人づくり風土記25』(96年)や『日本の百姓一揆』(99年)その他にも寄稿している。(後略)(川端俊英)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.255,
参考資料:
2 近江詩人会40年 宇田良子∥[ほか]編 近江詩人会 1990年 S-9300- 90,
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