『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「おかだ・ろじん」で、略歴は「1840(天保11)・月日未詳~1905・4・8。俳人。近江国蒲生郡岡山村に生まれる。本名存修。別号魯台、梅下庵、泊船居、椿杖斎、種々庵宗碩。明治維新後、兵部省に勤め、糾問使、陸軍省軍務局理事、軍務局大録事を歴任。俳諧は芝人、寛陽に学ぶ。1885年九州に俳諧行脚した。1894年大津に赴き、義仲寺無名庵に幹事として入庵し、粟津芭蕉翁本廟(無名庵)14世を継承した。1895年義仲忌、兼平忌を復興、散逸していた義仲寺関係の宝物収集に努めた。(浦西和彦)」とあります。なお、蒲生郡岡山村は現在近江八幡市になっています。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.82,
参考資料:
2 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11 p.97,
参考資料:
3 詩歌人名事典 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2002年 R-9110-ニ p.164,
参考資料:
4 人物レファレンス事典 文芸篇 日外アソシエーツ株式会社∥編 日外アソシエーツ 2010年 R-9103-ニ p.166,
参考資料:
5 俳句人名辞典 常石英明∥編著 金園社 1997年 R-9113-ツ p.598-599,
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6 俳諧人名辞典 高木蒼梧 巌南堂 1970年 R-9113-タ p.567,
参考資料:
7 近江八幡人物伝 江南良三∥著 近江八幡市郷土史会 1981年 S-2841- 81 p.332-333,
参考資料:
8 近江人物伝 木村至宏∥[ほか]著 弘文堂書店 1978年 S-2800- 78 p.230,
参考資料:
9 近江蒲生郡志 巻8 蒲生郡役所∥編集 蒲生郡役所 1922年 S-2140-8 p.838-840,
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