『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「おくの・もとや」で、略歴は「1915・2・26~1984・2・11。俳人。蒲生郡日野町に生まれる。のち大阪府大東市深野に移り住む。本名甚二。会社員として勤めるかたわら、1939年春より句作を始め、本田一杉、山上荷亭、皆吉爽雨らに師事した。「懸巣」「いてふ」「雪解」の同人となる。72年第3回「いてふ」賞を受賞。76年に俳人協会に入会する。81年10月、雪解選書180編句集として『遠?』を刊行した。84年には再び「いてふ」賞を受賞している。84年心不全のため死去。戸森山専応寺にある野崎新池墓地に葬られた。享年69歳。(荒井真理亜)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.88,
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