『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「でめ・まさのぶ」で、略歴は「１９３２・１０・２～。映画監督。神崎郡八日市町（現東近江市本町）生まれ。生家は洋品店の出目又商店。１９５１年神愛高等学校（現八日市高等学校）卒業。５７年早稲田大学一文学部卒業。在学中からシナリオ研究所に通い、東宝撮影所製作部に演出助手係として入社。黒沢明の助監督として「用心棒」「赤ひげ」に携わる。６８年内藤洋子主演「年ごろ」で監督デビュー。６９年「俺たちの荒野」が日本映画監督協会新人奨励賞を受賞。７０年岩下志麻主演「その人は女教師」、７２年マーク・レスター主演「卒業旅行」、７３年栗原小巻主演「忍ぶ糸」などを手がけ、以後「神田川」（７４年）、「星と嵐」（７６年）など東宝プログラム・ピクチャーを重ね、８３年にフリー。８４年「天国の駅」で日本アカデミー作品賞。９９年「きけわだつみのこえ」で日本アカデミー監督賞。テレビでは７０年の「めぐり逢い」「木枯し紋次郎」をはじめ、年数本のペースで２時間ドラマを演出。他に、「玄海つれづれ節」（８６年）がある。日本映画協会理事。（北川秋雄）」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.216-217,
参考資料:
2 滋賀県人物・人材情報リスト 2011 日外アソシエーツ∥編集 日外アソシエーツ 2011年 LB-2800-11,
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