『滋賀近代文学事典』によりますと、読み方は「ばく・いづみ」で、略歴は「1938・2・17~。詩人。大津市月見坂町(現梅林)生まれ。大津市朝日が丘在住。本名田中光代。1957年県立大津高等学校卒業。同年4月より約8年間社会福祉法人椎之木会落穂寮につとめる。一時期結婚、その後、東洋レーヨン茨木の中之島寮や社会福祉法人同仁会滋賀保護院(68年~73年)などをへて、74年4月から大津市の印刷出版会社中村太古舎に約20年勤務。66年8月から「関西文学」同人のち会員(82年7月まで)、同人詩誌「海流」の71年2月創刊号から78年4月廃刊まで、また詩誌「人間として」の81年2月創刊号から82年10月廃刊まで同人。現在、滋賀詩人会議発行「滋賀詩人」(80年2月から)に所属、有力会員として作品を発表。日常を透明感ある詩句でとらえ、なつかしさを感じさせる詩風である。詩集『群夢』(77年9月、編集工房ノア)、『漣奏』(81年12月、編集工房ノア)がある。(後略)(山本洋)」とあります。
参考資料: 1 滋賀近代文学事典 日本近代文学会関西支部滋賀近代文学事典編集委員会∥編 和泉書院 2008年 S-9000- 08 p.273,
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