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近江にあった金堂(こんどう)陣屋の所在地などのほか、その歴史を知りたい。(滋賀県立図書館)

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『日本城郭体系 11』によりますと、所在地は「神崎郡五個荘町金堂」、創築年代は元禄六年(一六九三)、創建者は「本多忠平」です。城の歴史は「金堂陣屋は繖(きぬがさ)山・和田山・箕作山に囲まれた五個荘町の平野部に位置して、中山道の西に、これと並行して通る間道の景清道に面した金堂集落内にある。貞享二年(一六八五)、本多忠平が大和郡山に移封されたとき、その所領となって陣屋が構えられた。当地に残された文書によると、元禄六年に、松波勘十郎という奉行が初めて来て屋敷を貸したとあり、次代の代官社権右衛門あてに藤兵衛屋敷と空屋敷四軒の面積を記した覚書が庄屋から出されている。享保九年(一七二四)に本多氏が移封され、新たに柳沢吉里が郡山城主となったが、所領はそのまま継がれ明治まで及んだ。」とあります。なお、神崎郡五個荘町金堂は現在東近江市五個荘金堂町になっています。 参考資料: 1 日本城郭大系 11 新人物往来社 1980年 S-5200- 80 p.247, 参考資料: 2 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.309, 参考資料: 3 近江神崎郡志稿 上巻 大橋金造∥編 臨川書店 1972年 5-2140-1,

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